部活動

【探究×バスケットボール部】バスケットボール部 合宿レポート

バスケットボール部では、校内探究チームと連携を組み、
アランマーレ秋田にて2泊3日の合宿を行いました。
貴重な体験とお時間をありがとうございました。

対象:中学3年生~高校2年生

場所:アランマーレ秋田
目的:アスリートとしての考え方、体と頭の使い方に劇的な変革をもたらす。
自走(自ら考え、行動に移す)
実録・成果:
 2泊3日で探究活動とタッグを組み、プロの選手や監督のこれまでの軌跡を辿りながら、良好な環境で合宿を行った。



今回は、身体を酷使する合宿ではなく、自分の動作の確認とデータを基にチームの足りないもの・助長するものを可視化するので、身体よりも頭を使う方に力を注いだ。
1日目は、関東学院でいつも行っている練習を行った。
監督やプロ選手からチームのウィークポイントを改善するクリニックを受ける。
シュート解析が主な目的でもあったので、ポイントを伝授してもらった。
・シュートは高く・早く・真っすぐ打てれば、高確率で入る。
 (具体的には、シュートを打つ際に肩・膝・骨盤に左右上下歪みが出ないようにする。)
・バックボードよりも高くボールを投げる。
・ラインシュートを行い、真っすぐ投げる。
この条件をクリアするための練習が成された。
自身のシュートフォームをスマートフォンで撮影し、確認作業をし、また改善して取り組んだ。
選手たちは、ボールを放つ際の腕の角度や足先の方向に着眼点を向けながら行った。
早く打つためにやっていた動作が無駄な動きに繋がっていたと気づき、ボールを受ける前から腰を落とすことや股関節を折り曲げて準備することを意識づけ、1日目が終了した。

2日目は、アランマーレ秋田からクリニックを受けた。
チームのウィークポイントでもある、ハンドリング・ドリブルとリバウンドの強化、に励んだ。
ボールを使ったアップやボール感覚を養うもので何よりも楽しそうに取り組んでいた。
練習終盤で5対5を行った。スペースを上手く使い切ることができず、攻撃がかぶってしまったり、リバウンド練習をしたものが試合で活きなかったりと反省点が多く出る試合内容となった。

最終日、2日間の貴重な体験とデータを基に試合メインで練習を行った。
Aチームは、リバウンドは多くとれているもののシュート率が上がっていない結果となったので、セカンドチャンスを1回で決めよう、とチームで話し合った。。
しかし、その状況になっている要因を探すと、ペイントエリア内に人が多すぎること・3ポイントの試投が少ない結果も出ていたのでパスアウトが出来ていないことも伝え、2試合目に挑みました。今まで、自分のプレーが主導で動いていたチームが、周りの選手の動き・空いているスペースを使える選手が1人・2人と増え、とても良い試合と成果が表れるものとなった。

 
意識するだけでは、身体は動かず改善しにくかったところをデータに用いて改善をし、チーム共通理解をしながら前進する結果となった。
そこで必要な基礎の部分は、欠かさず行い県大会出場に向けてまた練習に励みたいと思う。

バスケットボール部 顧問

藤田 祥子



 
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