キリスト教教育
アメリカ・バプテスト教会の祈りと支援を背景に、横浜バプテスト神学校を源流に持つ本校は、
建学の精神を「人になれ、奉仕せよ」の言葉に象徴させて、神の前に喜び生きる人、
神によって遣わされる社会に貢献する人を育てる使命を負っています。
これを果たすための基本姿勢は、聖書に基づく礼拝にあることを心に銘じています。
礼拝
関東学院の一日は、中高それぞれ学年ごとの礼拝からです(各学年週2回)。教師も生徒も神の前に出て、学ぶこと、教えること、人として共に神の前に成長することを願うとき、同時にこの環境への感謝を捧げています。聖書の中に神の語りかけを聞くことの幸いを日々味わう機会となるように願い、祈りを重ねています。
礼拝のテーマ
教会が大切にしている関係行事(イースターやクリスマスなど)にできるだけ近く、それらに関わらせた名前の合同礼拝(中学校全体の礼拝・高等学校全体の礼拝)を毎月一回行っています。お話(説教者または奨励者)は生徒の通学圏内にある教会の牧師、または関係の宣教師を招いています。これには、生徒たちが教会につながることへの願いと教会の祈りと支えを受ける恵みとがあります。
授業としての「聖書」
世界の、日本のベストセラーである聖書が自分たちにも身近であることを知ってもらいたいと思います。また人生での諸問題・課題に取り組むために聖書が語る「神の知恵」を正しく聞き取ることができるように学ぶ必要があります。その助けとなることを願ったカリキュラムを組んで学んでいます。一人の人が自らの人格形成をするエネルギーを聖書から得ることができるように願って、週一時間の授業は他の教科と同じ扱いの中で行っています。
その他
キリスト教 教育の大切な行事に、校外教育活動があります。それは各学年が聖書に基づく学年テーマを持っていて、それとの関係の中で中学1年生、高校1年生、高校3年生の3学年は聖書と向き合う「修養会プログラム」を行います。そして中学2年生は関西方面、中学3年生は広島か長崎に出かけ、高校2年生は韓国、台湾、沖縄のいずれかに出かけて研修を行います。 また、夏休みには、イエス・キリストを思い浮かべながら、希望者によるボランティア実習体験プログラムを行います。