学校生活

【高1・2年生対象】2030SDGsカードゲーム体験会

【高1・2年生対象】2030SDGsカードゲーム体験会

昨年に引き続き、ファシリテーター資格を持つ本校教員が2030SDGsカードゲーム体験会を5月12日実施しました。本校開催は4回目になります。有志の高1:18名、高2:8名が参加しました。

 →昨年の記事はこちら

最近はメディアでも多く取り上げられていて、教科書にも普通に載るようになったSDGs。
このカードゲームでは、2030年までのシュミレーションを通して、SDGsがなぜ存在するのか?SDGsが存在することでどんな可能性が生まれるのか?体感的に学ぶことができるものです。



○体験後の生徒のふりかえりから
「SDGsがあることで各国がそれぞれ目標の政策をし、人々もそれによってある程度の人が努力しようとすることができる。その努力によって貧富の差、環境破壊を少しでも阻止できる。SDGsがなければ多くの人々が自分の富のために環境、社会を考えずに行動してしまうだろう。SDGsがあることによって現在の状況を人々に知ってもらい少しでも身勝手な行動を思いとどまらせることが大切だと思う。それですべての人がこのことについて協力することによって人々が住みやすい多様性、自然の安全を保った持続可能な社会ができていくと私は思う。そのためにSDGsを掲げることは必要であると思った。」(高2 Tくん)

「みんなが意識しない限り環境や社会は良くなっていかないんだと思い、一見何の関係もなく見えることも必ずどこかで繋がってることがわかりました。
世界の状況を良くするためには、多くの人がそれについて考えて、行動することが大事ですが、それは「自分のこと以外」を考えることが出来る、余裕があってこそのことです。
余裕がある人がない人を支援して、余裕がある状態へと変えてあげることが、世界の状況を良くすることにつながるので、支援することが結果的に、支援した人も含めた全ての人の利益につながる、ということがわかりました。」(高1 Mさん)


「ゲームの中だったからお金や時間を簡単に手渡したり、達成したから余ったものを周りのために使うことができたけど、現実なら自分に得がある事の方が重要だと考えてしまうから躊躇うと思う。自分の周りには利益なしで、自分の為ではなく人の為に行動をする人が居て、深く考えたことがなかったけれどそれを実行するのは難しいことだと思った。"
自分の目の前の状況のみではなく、それをする事で周りにどのような影響が及ぶのかまで考えることの重要さに気づいた。」(高2 Kくん)

 
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