校長ブログ
Up on the Roof

On the roof,
it's peaceful as can be
And there the world below
don't bother me, no, no
(Up on the Roof/James Taylor)
イートン卒業生でアーティスト(画家)であるアレックスは、屋根職人の資格も取り、今住んでいる街のあちこちで屋根を作る仕事もしているそう。
アーティストとしての仕事を前向きに続けていくために、少し客観的で現実的な仕事として取り組んでいるとのことです。
さらに、鶏を5羽飼い始め、野菜畑の手入れもしているそうで、こちらの理由はわからない。

関東学院の素晴らしい生徒の皆さん、そして教職員の皆さんにもどうぞよろしくお伝えください、とのことでした。

アレックスは「アレクサンダー・ブルー」というビジネスネームで活動をしています。
彼の作品に対するレビューがありました。
深く対峙する美
Deep Confrontational Beauty
アレクサンダー・ブルーは、フローニンゲンとブラッセルを拠点とする新進のヨーロッパ人画家である。わずか3年という短い期間の中で、ブルーは思考と技術の面で驚くほどの成熟を達成しており、とりわけ初期作品と近年の作品を比較すると、その進歩は際立っている。
彼の絵画に見られるイメージは非常に力強く、色彩の繊細な選択と暗い背景(たとえば《憂鬱》2021年)を組み合わせることで、17世紀の宗教画を思わせる性質を呼び起こす。しかし同時に、それは現代にしっかりと根ざしており、模倣の気配はまったくない。
彼の作品の成熟過程は、聖書の主題である「ユディトによるホロフェルネスの斬首」を扱った2020年と2021年の二つの習作に見ることができる。前者は1990年代のストリートアートを思わせる一方で、後者では表情の研究が驚くほど成熟しており、血なまぐさい行為という表面的な主題と、女性の被害者性が逆転するというより深く潜在的な関係性との間に見事な均衡を生み出している。
ブルーは色彩の強度、光と闇、そして筆致の微妙な差異を巧みに扱い、作品が持つ直接的な衝撃と潜在的なメッセージとの均衡を探求している。
ユディトを主題とした作品や、共同制作の《天上の戦い(War in Heaven)》においては、伝統的宗教美術の図像と現代の人物像との見事な転置が見られる。
アレクサンダー・ブルーが、すでに明確に見え始めている独自のスタイルをさらに成熟させ、芸術的技法と深い思索に満ちたイメージとの均衡を保ちながら、そのキャリアを発展させていくことが期待される。
アンドレ・フローラン・ヴィス
MA Euroculture / MTheol
彼の展示会の様子
https://www.blualexander.com/projects-7