教育・カリキュラムについて
PHILOSOPHY
<NEW TEACHERS’ INTERVIEWS!> 海沼 孝之

進路進学指導部
海沼 孝之
(担当教科:国語)
2021年に森田祐二校長が着任したのを皮切りに、関東学院中高には様々なバックグラウンドとノウハウを持った教員たちが集まってきています。
これ迄も関東学院の教育を支えてきた教員たちと共に、関東学院の教育を前進させ続けています。
そんな新しく着任した先生のインタビューシリーズ「NEW TEACHERS' INTERVIEWS!」の海沼 孝之教諭のインタビューです。
学びを深め、生徒と未来を描く
高校時代に抱いた「生きる意味」への問いから心理学に興味を持ち、さらに受験勉強で触れた文学作品に描かれる人間の葛藤に魅了され、大学は文学部国文学科へ進学しました。大学院では、女性が社会で生きることの難しさなどをテーマに、明治・大正期の女性作家を研究していました。
「文学は、人間が生きる上での問題を考える学問」という恩師の言葉に感銘を受け、研究者ではなく教職を選びました。研究で得た知見や問いを、未来ある子どもたちと一緒に考えたいと思ったからです。
楽しく前向きに学べる環境を
神奈川県内の公立高校での経験を経て、「現状維持ではなく、さらに自身を磨ける環境へ」と新たな挑戦を模索していた時期に、関東学院中高と出会いました。選抜クラスもスタンダードクラスもあり、生徒の多様な目標に合わせた指導が求められる環境には、難しさもありますが、これこそが自分の求めていたものだと感じています。
現在所属している進路進学指導部の役割は、情報を提供するだけではありません。将来の可能性を示し、「学びたい」という意欲を引き出すこと。そして、生徒たちが自ら未来を切り拓けるよう、最適な環境を整えることが大切です。関東学院中高は、生徒同士や教員との距離が近く、温かい雰囲気があります。この環境を活かしながら、楽しく、前向きに学べる環境をつくっていきます。

<PROFILE>
大学院修士課程修了後、神奈川県立鶴見高等学校へ着任。多様な役職を経験した後、神奈川県立柏陽高等学校へ。柏陽高校では9年間進路指導を担当し、ほぼ2人に1人が国公立大学へ進む進路指導を実現。2025年4月、関東学院中高に着任。
神奈川県の教員に関する初任者研修で講師を務めるなど、科目の指導方法にも定評がある。