関東学院'sDaily Life 

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校長ブログ

Doctor Love

#2025年度 #順天堂大学 #MEdit Lab #ENT!

(calling Dr. Love/KISS)






関東学院では、2024年より順天堂大学と高大連携協定を締結し、大学の先生方による出張講義や、大学での学びを体験できる特別講座など、将来の進路選択を見据えた多様な機会をいただいています。
 昨日は、3名の先生方をお迎えし、本校でMEdit授業が開催されました。






 今回実施された「多職種連携ゲーム ENT!」(ENT!は「退院」を意味します)では、生徒一人ひとりが担当患者を受け持ち、その患者さんの退院に必要な4つの職種(カード)をそろえることで、チームとして治療計画を完成させます。学年ごとに「病院」を構成し、どれだけ多くの患者を退院させられるかを競い合いました。







 患者さんに元気になってもらうためには、多職種が連携して医療にあたる「チーム医療」が不可欠です。ゲーム内では、自分の担当患者には不要な職種カードを「カンファレンス」に出し、必要とする他のチームへ譲る動きが重要となります。このカンファレンスを積極的に行うことで、限られた医療スタッフ(カード)を効率的に活用し、病院全体として円滑な医療体制を築くことができるようになります。
 教室内のあちこちから「ENT!(=退院)」という声が響き、生徒たちの拍手や歓声が沸き起こる、活気ある授業となりました。
 最優秀病院に選ばれたチームには、記念として MEdit Lab オリジナルステッカーが贈られました。

https://meditlab.jp/ 順天堂大学MEdit Lab








 関東学院のメディカルプログラムでは、順天堂大学との提携プログラムをはじめ、医学への学びを深めるさまざまな行事を展開しています。
 先日は、医系予備校「メルリックス学院」をお招きし、国公立大学・私立大学医学科の最新の入試動向について講演をいただきました。また、本校卒業生で現在医学部に在籍している学生とのディスカッションも行われ、高校時代の学び方、進路を決めた理由、医学部での日々の経験など、生徒たちが将来を考えるうえで大いに参考となる具体的な話を聞くことができました。



 これらの取り組みを通して、生徒たちが医療の現場への理解を深め、将来の志を具体的に思い描く機会がさらに広がっていくことを願っています。