学校生活について
CHALLENGE
プログラミングで目指す社会課題の解決

高校1年生の佐々木蓮太朗さんが、「地域創⽣・社会課題解決 AI プログラミングコンテスト 2025」で最終審査まで進み、「AWS デジタル社会実現ツアー2025」内で行われた最終審査会でプレゼンテーションを行いました。
「地域創⽣・社会課題解決 AI プログラミングコンテスト 2025」とは、次世代を担う若い世代の⾰新的なアイデアと AI・デジタル技術を活⽤し、地域が直⾯する様々な社会課題の解決を⽬指すコンテスト。アマゾン ウェブ サービス (AWS) ジャパン合同会社が主催しています。
最終審査に選ばれたのは、応募フォームによる一次審査とYoutube上で行われた動画審査を経て選ばれた5作品。当日は、アマゾン ウェブ サービスジャパン目黒オフィスにてそれぞれのプレゼンが行われました。
佐々⽊さんが構築したのは「My 選挙」という作品。会話型 AI アドバイザーと MBTI 形式の政党マッチング機能を実装し、主に10 代の政治参加を促進するWeb サイトです。
昨今の選挙ではSNSの影響力が増しています。しかし、SNSを活用して支持層を広げた政党を調べたところ、その党で最も再生された動画が選挙とは関係のない動画であることを知り、政策や主張、実績等の重要な部分を基に投票先が決めていない層が多いのではないかと思ったことがきっかけで、作り始めました。
惜しくも最優秀賞には選ばれませんでしたが、大学生が多い中で堂々とプレゼンを行い、多くの共感を得ました。

佐々木さんがプログラミングを始めたのは中学3年生のころ。
友人に薦められ触れてみて、プログラミングのカッコよさに気づいたのが始まり。それ以降、学校内限定の写真登校アプリやニュースのキュレーションサイトなどを個人的に作成してきました。
作品を作る根底には、常に「社会課題を解決したい」という気持ちがあり、プログラミングで社会をより良くしたいと考えています。
将来は配信のプラットフォーム作成や起業、教育系の仕事など様々な目標がありますが、さらにその先には、それらで収入を得た上で、非営利で地域創生に取り組みたいと佐々木さんは語ります。
都会と地方の差をプログラミングで埋める。そのために今後もプログラミングの技術を磨いていきます。
