教育・カリキュラムについて
PHILOSOPHY
<NEW TEACHERS’ INTERVIEWS!> 中村 悠人

進路進学指導部
中村 悠人
(担当教科:数学)
2021年に森田祐二校長が着任したのを皮切りに、関東学院中高には様々なバックグラウンドとノウハウを持った教員たちが集まってきています。
これ迄も関東学院の教育を支えてきた教員たちと共に、関東学院の教育を前進させ続けています。
そんな新しく着任した先生のインタビューシリーズ「NEW TEACHERS' INTERVIEWS!」の中村悠人教諭のインタビューです。
自分の限界に挑み、最高到達点を目指す
大学時代に大手予備校で指導する中で、数学の奥深さや教えることのおもしろさに気づきました。予備校講師になろうと考えた時もありましたが、学校から予備校に負けない教育を届ける方がおもしろいのではと考えるようになりました。
授業で重視しているのが「共に走る」ということです。単に問題を解くだけではなく、周りがどう考えたのかを知る。わからない時は一緒に考える。この経験が、数学を離れた場面でも、主体的に問題を解決できる力につながります。
今日より明日を良くするために
進路指導では合格実績以上に、生徒自身が『自己満足できる』ことが重要です。たとえ望んだ結果でなくとも「ここまでやったから、次も頑張れる」と思える経験こそが、生徒の糧になります。そのために、早くから将来像や進路を具体的に考える機会を設けています。最終的な選択は生徒が決める。その自由を尊重しながらも、強く後押ししています。
学校は生徒の学力を上げるための環境やきっかけづくりはできますが、それよりも重要なのは生徒自身の頑張りと、共に頑張れる仲間がいるかどうか。関東学院中高には、その土壌と仲間がいます。自分の限界に挑み、最高到達点を目指してほしい。昨日より今日、今日より明日を良くするためにベストを尽くす。そこから学び、次につなげられる人に育ってほしいと思います。

<PROFILE>
前任校である神奈川県立横浜翠嵐高等学校ではガイダンス(進路指導)グループリーダーを務め、2012年に7名だった東京大学の現役合格者数を2022年に44名に増加させ、横浜翠嵐を全国屈指の進学校へ導く。2023年4月より関東学院中高に着任。進路進学指導部に所属し、改革に取り組む。