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自走力をはぐくみ、確かな目標設定で未来を掴む進路指導

#教育方針 #進路 #インタビュー #動画

進路進学指導部

中村 悠人

(担当教科:数学)

 関東学院中高の進路指導は「手を動かす」ことを重視している点が特徴です。そのひとつに、生徒が日々の学習時間、部活動、趣味などの時間を記録する「知層シート」があります。自分の時間の使い方を客観的に見つめ直すことで、学習時間を主体的に確保する習慣が身につきます。
 もうひとつが「第一志望宣言」。進路志望とそこを目指す理由、そして将来の夢を、高2の冬休みに記入します。保護者からの応援メッセージも添えられ、担任、学年主任、進路指導部長、そして校長までが目を通し、一人ひとりにコメントを記入します。書くことで、目標がより明確になり、覚悟が決まる。そして、保護者、教員が一丸となってサポートする体制が、生徒たちの背中を押します。

 「第一志望宣言」では、国公立大学、早稲田、慶応義塾など難関大学を志望する生徒が学年の半数近くを占めるまでになりました。受験は団体戦であり総力戦。互いに刺激し合い、高め合う仲間がいるからこそ、一人では到達できない高みを目指すことができます。
 学校全体の〝場力〞、そして生徒一人ひとりが持つ〝馬力〞が、関東学院の強み。一つひとつ、一人ひとりの力は小さくても、集まることで大きな活力を生み出す。そんな環境が、生徒たちの成長を加速させています。  

  

 
 
 

<PROFILE>
前任校である神奈川県立横浜翠嵐高等学校ではガイダンス(進路指導)グループリーダーを務め、2012年に7名だった東京大学の現役合格者数を2022年に44名に増加させ、横浜翠嵐を全国屈指の進学校へ導く。2023年4月より関東学院中高に着任。教科指導や進路指導に関わる研究会の登壇依頼を受けることも多く、校内外で「自己開発」に取り組む。