校長ブログ
Star Eyes
Star eyes, that to me is what your eyes are
Soft as stars in April skies are
Tell me someday you’ll fulfill
Their promise of a thrill
(Star Eyes/Sarah Vaughan)
横浜は燃えている。
ハマスタ近くのご飯屋さんはさながらパブリックビューイング会場であった。
ご飯を食べに来ているのに、テーブルの会話は弾まない。
皆、ガッツでナウな谷繁の解説に耳を傾け、猫が尻尾を立てて振るようなオースティンのバットを見つめている。
そして9回表ツーアウトランナー3塁イケメン森敬斗の時、2番デスターシャ牧の打球がサード坂本の横を抜けた。僕の隣である校長先生の絶叫が響き渡る。ランナーがホームを駆け抜ける。誰も涙を隠そうとはしない。
横浜にとって、「東京(読売)に勝利する」というのは、たとえそれがつかの間のことだとしても、やはり何物にも代えがたい特別なものなのだ。
横浜はなんというか、そういう街なのです。